消し辛い。とにかく電気が消し辛い😣
私の家の寝室の照明は、リモコン付きのシーリングライトではなくて、ちょっとお洒落なペンダントライトを付けています。照明のオン/オフは壁に付いているスイッチでするので、ベッドに入ってから電気が消せないという問題がありました。
そこで、照明リモコンスイッチというものを取り付けて、リモコンから照明を操作できるようにしました。これは天井の照明用コンセントとペンダントライトのプラグの間に取り付けるもので、付属のリモコンで照明が操作できるようになります。
これでベッドから電気を消せるようになってめでたしめでたし…と思ったのですが、新たな問題が発生しました。
なんと、壁のスイッチと連携していない…!寝る前にリモコンで電気を消して、翌日の夜に寝室に入って壁のスイッチで電気をつけようとするとつかない😂ベッドから電気を消せるようになりはしたものの、暗がりの中リモコンを探さなければならない手間が増えたのでした。
なんだこれは😇
毎日毎日リモコンを探す状態にほとほと困って、どこからでも電気がつけられるようにならないかなぁ〜とぼんやり考えていたら、はたと照明をスマート化してみようという考えに至ったのでした。
持っているスマートフォンから、音声で電気を点けたり消したりできるようにしていきたいと思います。
スマホはそれぞれAndroidとiPhoneで、MagicCubeいう4,000円ほどの製品を使ってスマホからの操作を受け付けて照明を制御します。こういう装置ってダサいのが多いですが、スタイリッシュで見た目が良いのがかなりポイント高いです。
MagicCubeとiPhoneの設定は簡単だったのですが、Androidの設定が少しわかりにくかったのでAndroidでの設定を主に書いていきたいと思います。
完成予想図
MagicCubeは赤外線リモコンを使っている家電を制御するので、ペンダントライトに取り付けてある照明リモコンスイッチは取り外さずにそのまま利用します。
使用した機器
使用した機器の詳細です。
デバイス | OS | バージョン |
---|---|---|
Magic Cube CT-10 | - | - |
Android One 507SH | Android | 8.1.0 |
iPhone X | iOS | 13 |
照明リモコンスイッチ OCR-CRS01W | - | - |
MagicCubeの設定方法
MagicCube(マジックキューブ)の登録 -はじめに-を参照し、MagicCubeと家のWi-Fiを接続する作業をします。この作業はiPhoneで行いました。
MagicCubeにははじめから様々な家電のリモコンが登録されていますが、寝室のペンダントライトの照明リモコンスイッチは登録されていないので、学習機能を使ってリモコンを登録します。登録方法は、参照先のページの「学習機能」の節を参照します。
「[寝室]ランプを付けて」という名前で照明をつけるリモコンを登録し、「[寝室]寝室のランプを消す」という名前で照明を消すリモコンを登録しました。
これでMagicCubeから照明のオン/オフを制御できるようになりました。
次はこのMagicCubeに登録したリモコンを、スマホから操作できるように設定していきます。
iPhoneの設定方法
【重要】HomeMateがSiriショートカットに対応しました の記事を参照します。
非常に簡単なので、問題なく設定できました。
Androidの設定方法
○を長押しすると「はい、どんなご用でしょう?」と書かれた画面が表示されます。その画面の右下にコンパスのアイコンがあるのでタップします。
使い方・ヒントという画面が表示されるので右上にある人型のアイコンをタップし、プルダウンメニューから「設定」をタップします。設定画面が開くので、「アシスタント」タブを開き、一覧から「スマートホーム」を選択します。 スマートホームの設定画面になるので、右上の赤丸のところをタップします。「アカウントを管理」と出てくるのでタップし、開いた画面にある「新たに追加」の一覧からHomeMateを探して選択します。
HomeMateを選択したら、MagicCubeを登録した時のアカウントを入力する画面が出てくるので入力し、サインインます。
これでMagicCubeで設定したリモコンを、Android側から呼び出すことができるようになります。
アシスタントの設定画面に戻って、次に「ルーティン」を選択します。
このルーティンから、MagicCubeに登録されているリモコンを実際に呼び出します。
まず、「電気をつけて」と言ったら照明が点くように設定してみます。
ルーティンの設定画面から「ルーティンを追加」を選択します。
「新しいルーティン」の画面でコマンドを追加(必須)を選択して、ここに「電気をつけて」と入力し、追加を押します。右上のOKボタンを押して完了します。
これで「電気をつけて」と言うと反応するように設定できました。
次に「操作の追加」をタップして、開いた画面の「よく利用する操作を表示」のタブを選択します。そこに「シーンの操作」があるので横のチェックを入れたら、歯車のアイコンをタップします。
開いた画面にはMagicCubeで登録したリモコンが表示されるので、ここから「[寝室]ランプを付けて」にチェックを入れてOKボタンを押して完了します。
操作の追加の画面に戻って来るので右上の「追加」をタップし、新しいルーティンの画面にもどってきたら右上の「保存」をタップして完了します。
これで「OK google 電気をつけて」というと照明がつくようになりました🤗
電気を消す動作も同じ要領で設定します。
使ってみた感想
スマホさえ持っていればどこからでも照明が操作できるので便利になったと思います。ただ、iPhoneだと初動が遅かったり、Androidだと「電気を消して」だけが上手くいかないことが多かったりと不安定なのが気になっています。
それと、たまたまスマホを持ってなかったときが結構面倒くさい。
私は翌日が休日で良く眠りたいときは、スマホを寝室に持ち込まないようにしているので、そういったときに面倒だなと感じます。amazon echoのように、常にその部屋に置いておけるデバイスがあると良いと思います。
リビングにamazon echoを設置してあるのですが、スマホで操作するよりも反応がキビキビしていて動作も安定しており、使いやすいです。