作業を進めていて、あのときの状態に戻りたい!ってことが結構ありますよね。
kritaにはphotoshopと同じ様なスナップショットの機能があるので、スナップショットを撮っておけばいつでもそのときの状態に戻ってこられます。
例えば、描いてる途中で何か新しい描き方や塗り方を試してみようと思ったときなどに、事前にスナップショットを撮っておいておくと良いかもしれません。試してだめだったらさくっと戻れます。
「一つ前の操作にもどる」Ctrl+zは戻れる手数に制限があるし、何度も押すのは面倒くさいので🤔
スナップショットのドッキングパネルを表示する
設定>ドッキングパネル>スナップショットドッキングパネル
とたどり、スナップショットのパネルを開きます。
私の場合は、このパネルを開いたところウィンドウのサイズがおかしくなり、そのまま変更ができなくなってしまいました。ウィンドウサイズの最大化のボタンが消えてしまっています。
スナップショットの図に示した四角のボタンを押してパネルを独立させ、他のパネルにドラッグして重ねると直りました。よかった😅これは私の使っているPCの画面サイズが小さいせいかもしれません。
kritaのウィンドウのサイズやドッキングパネルの表示がおかしいときは、並んでいるドッキングパネルを重ねたりしてゆとりのある配置にしてみるとおおよそ解決します。
では、実際に使い方を見ていきたいと思います。
スナップショットを撮る
パネル一番左にあるプラスのアイコンです。
これを押すと今の作業状態が保存されます。
保存されると、「スナップショット1」などの名前で一覧に追加されます。
名前はダブルクリックすると変更できます。
注意!!
- ドキュメントを閉じると保存したスナップショットは消えてしまいます!
スナップショットを切り替える
一覧から戻りたいときのスナップショットを選択し、パネル中央にあるカメラのアイコンを押すと、そのときの状態に戻れます。
注意!!
スナップショットを切り替えると編集履歴が全て消えるため、「一つ前の操作に戻る」(Ctrl+z)はできなくなります!
現在の状態を保存していないと、スナップショットを切り替えたときに破棄されてなくなってしまいます。取っておきたければ切り替える前に保存するか、スナップショットを撮っておきましょう!
スナップショットを消す
パネル右側にあるゴミ場のアイコンを押すと、一覧で選択しているスナップショットを削除します。
参考
📕Snapshot Docker|Krita Manual 4.4.0 documentation