まずいやつは一瞬でわかる



エレキギターの音の鳴り方について調べていたときに、たまたまヴァイオリンを作っている職人の方のブログを目にしました。

 生粋の職人さんのブログ記事は、そんなに言葉が多くはないけれど真に迫ったものがあって興味深く読みました。今も過去の記事をじっくり読んでいます🤭 


 その中であるあると思ったのが、楽器をぱっと見ただけである程度の品質が想像できるという話。 これってシステム開発でもあることだなと。さすがに何年も色んなプログラムやアーキテクチャを見ていると、まずいやつは一瞬でわかりますよねw私はとりわけよくできる人間ではありませんが、その後どんな障害が出て、誰がどの程度の負担を強いられるのかは想像できます。 



 でも、普段あまり手を動かしてない人や情報科学を勉強してこなかった人って、全然わかってない。特にマネジメントをしてる昔の方。 分かっていてわざとやっているのかも知れないけれどね。 


 大体新しいものでもない限りどれも同じようなものなのだから、見るべきポイントというのは限られてくるし、簡単なポイントでコケていたらお察しです。数分で判断つきます。 まだ経験が浅かったときは、「勉強になるから」とか「これができたら次の仕事に繋がるから」という聞こえの良い言葉や、はたまた「情報系を出てるくせにこんなのも出来ないなんて恥ずかしくないのか!」などと攻撃的な言葉を投げかけられたりして、悔しいので既にへんてこりんな状態のシステムの修正を一生懸命やっていました。


でも今なら言える。時間の無駄だし身体が壊れるからやめたほうが良い。レベルが低すぎて勉強にもならないです。それだったらオープンソースのコード読んだり本とか論文を読んだほうがいい。


 次に繋がったことは一つもなく、むしろ上手く行けば他の男性に泊をつけるために機会を譲ってあげて欲しいみたいな話になりますし(←これが最高に悔しい)、情報科学専攻なら出来て当たり前でしょ、となります。お金は貯まりますが、人間に対しての不信感も同じくらい溜まりました。 


 今でも、ちょっと見ただけで解るはずがないと思って同じようなことを言ってくる人間には辟易しています。みんな同じような聞こえの良いことを言うのが不思議。何かの宗教なんでしょうか。